20190814 📚 絵本紹介 27 📚
📚 絵本紹介 27 📚
2019年 8月14日(水)
「ぼくは 生まれたとき」
文 イザベウ ミンニョス マルチンス
絵 マデレナ マトーソ
翻訳 本田亮
出版社 ニジノ絵本屋
♪
「ぼくは 生まれたとき
ママのおなかのなかしか しらなかった
まっくらな おなかのなかしか」
.
生まれたとき、ぼくは何も知らなかったけれど、
やがて、
目で、花や海、鳥を見て知り、
口で、名前を読んだり、飲んだり、食べたり、味わうことを知り、
鼻で、空気を吸うことや、大好きなにおいを知り、
耳で、自分の周りで聞こえてくる音を知り、
手や足で、触ったり歩いたりできることを知っていきます。
これは、生まれてきた小さな命が
毎日毎日小さな発見をしていく物語です。
(出版社 絵本紹介より)
♪
ニジノ絵本屋レーベル初の翻訳出版
もともとはポルトガルにある絵本の出版社
「Planeta Tangerina」にて出版され、世界11ヶ国で翻訳されている絵本です。
昨年のニジノ絵本屋のイベントにて
この出版社と絵本の紹介、翻訳本出版するという話を聞いていて
とても楽しみにしていました。
生まれて初めて知る感覚を
私はすごいことだと自覚していただろうか?
忘れてしまっているだけなのか?
今では当たり前に思えることでも
生まれてから初めて体験することは
発見の連続なんだよなぁ~ と、
改めて思えた作品でした。
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